ご出産おめでとうございます。
赤ちゃんとの生活がスタートして、毎日家事に育児にご苦労様です。
いきなりですが今回は
「なんで赤ちゃんってベビーベッドで寝てくれないの?」について、です。
ベビーベッドを買ったはいいが、赤ちゃんが全然寝てくれない!
抱っこして熟睡したのにベビーベッドに寝かせたとたんに起きる(泣)
そんな悩みを解決する為に赤ちゃんがベビーベッドで寝ない理由と熟睡できる部屋づくり、そしてベビーベッドで上手く寝かせるコツについてまとめましたので参考にしてみましょう!
新生児がベビーベッドで寝ない理由は?
赤ちゃんがベビーベッドで寝てくれないのには何かしらの理由があるはずです。こちらでは先輩ママの意見を元に赤ちゃんが寝ない原因をまとめました!
お腹がいっぱいになってない
一番多い原因としては母乳やミルクが足りなくてお腹がいっぱいになっていないという理由でした。特に母乳はどれだけ飲んでいるか目で見ても分からないので足りてるか?という不安はつきものですよね。もしあなたが完全母乳で育てているのであれば、少しミルクを足してみると赤ちゃんの寝付きがよくなるかもしれませんよ!
毎回、母乳が足りているか?どれだけ飲んでいるか気になる・・・という場合は赤ちゃん用の体重計で測る方法がおすすめです(よく小児科や検診で使う寝かせて測るタイプです)
ただ混合や普段からミルクを多めにあげているのであれば、ミルクの与えすぎはよくないので、産院や小児科でミルクの量について相談してみると良いですね。
【母乳のうんちく】
母乳ってお母さんの食べたもので出来ているので、栄養バランスの良い食事をすると美味しい母乳が出て赤ちゃんの寝付きも良くなるという場合もあるんですって!
びっくりなのが、2人を母乳で育てたママが1人目の時は授乳期に甘い物ばかり食べていて、2人目の時は助産師のアドバイスを元に根菜類中心の和食にしたそうです。すると2人目の育児では授乳してベビーベッドにおろしただけですぐに寝付くという事が多かったのですごく楽だったという経験をされたそうです。
なので赤ちゃんの睡眠には質の良い母乳も関係しているという事なのですね~
和食を作るのが大変!という場合にはタンポポコーヒーを飲むだけでも母乳の質が変わりますよ~(私も飲んだ事ありますが、母乳がめっちゃ出ました!)
げっぷ
赤ちゃんが寝ない理由として、ゲップが上手く出せなくて苦しくて起きてしまう。という事があります。確かに、新生児って首も座ってないしグニャグニャしててゲップを出すのって難しいですよね。私も何人も子供を育てて新生児期を経験していますが、あのグニャグニャ感からのゲップはいつも苦戦します(-_-;)
ゲップを上手く出すコツとしては、縦抱きにして叩くというよりも背中を優しくさすりましょう。
私は腰からお尻のあたりをリズムよく優しくポンポンと手で叩くとゲップが出やすかったですので、参考までに。
ベビーベッドの中が冷たい
寒い時期に生まれた子なら、これが原因かもしれません。気温が低いと余計に気になりますよね。
確かに、ママの腕の中でぬくぬくと心地よく眠っていて、いきなりベビーベッドが冷たいと、そりゃ起きるわ!って感じですよね(笑)
対策としては、湯たんぽなどでベビーベッドを温めておくか、ベビーベッドに毛布みたいなものを敷いて暖かくする工夫をしてあげるといいかもしれません。
寝心地が悪い
お腹もいっぱい、ゲップも出てすっきり、ベビーベッドの中も冷えてない、となると原因はベビーベッドそのものの寝心地かもしれません。
ベビーベッドのマットは硬めに作られているのですが、それが嫌な赤ちゃんもいます。おむつのCMで「赤ちゃんは丸い姿勢が安心」というフレーズがあるように赤ちゃんの体を丸くCカーブにして、背中がまっすぐにならない状態を作ると熟睡して寝てくれるという場合もあります。
【注意】赤ちゃんの体はまだ柔らかく発達途中なので、顔が沈みすぎてないか、変な姿勢になっていないか注意しましょう。
赤ちゃんを寝かしつける時の部屋づくりのポイント
赤ちゃんがベビーベッドで寝ない理由として、部屋の環境が原因になっている場合もあります。以下の項目に該当する場合は赤ちゃんの眠りの妨げになっているので出来る限り改善してみましょう!
音や振動
赤ちゃんは音や振動に敏感ですので、寝ている環境がうるさかったり、大きな音がしょっちゅう鳴ると寝付けない事があります。
(近所の騒音、ドアの開け閉めの音、トイレの水を流す音、廊下の足音、テレビの音量、家の前を走るトラック、など)
全く部屋を無音にするという事は難しいし、そこまでする必要はないと思うのですが、あまりにも周りの音で赤ちゃんがビクッとして起きるようなら対策を考えた方がいいかもしれないですね。
温度と湿度
赤ちゃんが熟睡するには部屋の温度と湿度も大切です。暑すぎても寒すぎても赤ちゃんはぐっすり眠れません。
真夏で手足が熱ければ、寝苦しいと感じている。
冬で手足が冷たければ、寒くて寝られないという場合があります。
節約目的で冷暖房を控えめにすると、赤ちゃんが暑すぎる(寒すぎる)と感じているかもしれません。
赤ちゃんにとって最適な温度は18~28℃、湿度は40~60%を目安に。
そして今まであまり気にしてこなかった湿度にも気を配りましょう。
冬は湿度が低く乾燥してインフルエンザに感染するリスクも高いと言われているので、加湿を行う必要があります。
カーテンや壁紙の色
赤やオレンジといった明るい色は子供らしく可愛いですが、寝室に明るい色が多いと睡眠を妨げるとも言われています。
寝室には寒色系の落ち着きのある色(青や水色、紫やエメラルドグリーン系の色)が適しているのでぜひ取り入れてみましょう!
とはいってもカーテンや壁紙を変えるのは難しい・・・という場合は、ベビーベッドの周りの小物だけでも寒色系にするといいですよ♪
光が多く入っていないか?
赤ちゃんを寝かせている環境に光が多く入ってしまうと、睡眠を妨げる原因になってしまいます。大人でも昼間明るい部屋では寝にくいですからね(;^_^A
赤ちゃんはもっと光に敏感なので、遮光カーテンを使ったり電気を消して暗くして、部屋の壁や床がうっすら見える程度の暗さにするのがベストです。
部屋を暗くするのが難しければ、ベビーベッドに直接光が当たらないように、ベッドの位置を変えたり窓のない部屋に移動したりして工夫しましょう!
換気
部屋の換気が不十分だと息苦しさを感じて寝付けない場合があります。
例えば冬にファンヒーターのかけっぱなしで換気が十分でないと、息苦しくて眠れないという時もあります。
外ではよく眠るのに家の中だと寝つきが悪いという場合は、部屋の換気不足で息苦しさを感じている可能性があるので注意です!
テレビ
意外と赤ちゃんの睡眠を邪魔しているのがテレビです。
私も1人目の子育てをしているときに叔母さんに「無音にし過ぎると神経質に育つから多少の物音があった方がいい。テレビはつけっぱなしでいいし音量もそのままでいいのよ!」と言われ(今考えるとどんなアドバイスだよって感じですが当時は鵜呑みにしてましたww)
テレビをつけっぱなしで赤ちゃんを寝かしていました。で、その時は特に何も思わなかったんですが、2人目の時に無意識にテレビを消して静かな空間でベビーベッドに寝かせていたんですが、寝つきが格段に違いました(笑)
やっぱりテレビは赤ちゃんにとってはまだ刺激が強すぎますね~
個人的には、テレビを完全に消すまではしなくても、音量を下げたりテレビから離れた位置にベビーベッドを設置するといいかな~と思います。
【胎内音が流れるCD】
赤ちゃんを快適に寝かせるには、ただ静かなら良いという訳でもなく、ママのお腹の中の音があるとより安心して安眠につながるんだとか。
このママのお腹の中の音を胎内音やピンクノイズと呼ぶのですが、専用のCDやyoutubeでもたくさんの音源がありました!
また手軽な方法としてはテレビの砂嵐の音やビニール袋をガサガサする音も胎内音に似ています。
これを聞くと一瞬で寝る子もいるし、全く効果がないという赤ちゃんもいますが、大した手間でもないので試してみる価値アリだと思います。
赤ちゃんをベビーベッドで寝かしつけるコツ6選
赤ちゃんがベビーベッドで上手く眠れるコツを色々とご紹介します!一つずつ試してみるとコロッと赤ちゃんが寝る方法が見つかるかもしれません♪
おむつを替えてから寝かしつけ
赤ちゃんが眠った後に「おむつを替えるのを忘れてたー!おむつパンパンじゃん!」ってよくあると思うんですが、せっかく赤ちゃんが熟睡モードに入ったのに、おむつをはぎ取られてヒヤッとするとせっかく眠りかけていたのに目が覚めてしまいます(私もこれで何度も赤ちゃんを起こしてしまいました汗)
そうならない為にも、寝かしつけの前には基本おむつを替えておくようにしましょう。
洋服を全部取り替えてみる
赤ちゃんが寝ない・グズッて泣くという場合に、洋服を全部取り替えてみると寝る場合があります。
ハッキリとした理由は分からないのですが、今着ていた服がチクチクしたり肌に合わなかったり、とにかく着心地が悪かったのかな?(笑)洗濯の時に洋服に虫や木くずが混ざって痛かったという事例もありました。
とくに理由はなくても、洋服を着替える事でスッキリして寝やすくなるパターンもあるのでお試しあれ!
ベビーベッドに下ろす時の工夫
一番手こずるのが抱っこで寝かした後にベビーベッドに下ろす瞬間だと思います。
あの瞬間に目がパチッと開くと一瞬で努力が水の泡・・・という何とも言えない脱力感に見舞われます。
そこで眠った赤ちゃんをベビーベッドに下ろすときのコツなんですが、
●胸とお腹のあたりに手を当てて温めながら寝かす
●手をつなぐ
●お尻の下に手を当てておしりを少し揺らして寝かす
この方法が私が実践してみて効果がありました!
やっぱり赤ちゃんもママの抱っこが好きなので、温もりを感じさせつつ抱っこされている錯覚を長引かせることがポイントですかね~
それにしても、ベビーベッドに寝かしてお尻を少し揺らしながら眠る瞬間って、騙されながら眠っているんですがすっごく可愛い。愛くるしくてたまらない瞬間でもあります♪
おくるみをした状態で寝かしつけ
新生児の寝かしつけで効果絶大なのがおくるみで包んでからベビーベッドに寝かす方法です。
生まれたばかりの赤ちゃんは全身が包まれていると安心するので、おくるみやバスタオル・タオルケットや毛布でくるんで抱っこで寝かす。眠ったら包んだままベビーベッドで寝かすと上手く寝てくれますよ!
その時に先程紹介した、ベビーベッドに下ろすときの工夫でお尻を揺らしたり、胸に手を当ててからベビーベッドに寝かしつければ完璧です!
ベビースリング
赤ちゃんをくるんでから寝かすグッズでオススメなのがベビースリングです。
ベビースリングとは抱っこ紐に似ているのですが、一枚の布で赤ちゃんを片方の肩で斜めにかけて抱っこするものです。
ベビースリングなら寝かしつけで抱っこする時からラクだし、寝てしまえばスリングのまま包んで寝かせることも出来るので一石二鳥という訳なのです!
おしゃぶりを使ってみる
おしゃぶりを使ってみると寝つきが良くなる子もいます。
赤ちゃんって寝ながらも口がもぐもぐ動いて「夢の中でもミルク飲んでるのかな~」と微笑ましくなりますよね♪
普段から寝つきが悪く眠りが浅いと感じる場合はおしゃぶりを使ってみてはどうでしょう?
添い寝の後にベビーベッドへ移動
何をやってもベビーベッドで上手く寝ない・・・という場合は、思い切って寝かしつけを添い寝にしてみましょう。
添い寝だと熟睡するという赤ちゃんは結構多いんです。
なので一旦添い寝で寝かして「あ、絶対熟睡してる」という所でベビーベッドに移動です(笑)
これで成功したママさんもたくさんいるので、最初からベビーベッドに寝かせようと焦らずに、まずは添い寝から。というぐらいの気持ちでも大丈夫です。
ベビーベッドで寝ない理由まとめ
新生児の頃の赤ちゃんの睡眠は基本的に2~3時間おきですが、赤ちゃんによってはほぼ1日泣いている子もいるし、1時間おきに泣く子もいたり様々です。ママも大変ですよね、毎日お疲れ様です。
それでも育児書通りにいく子育てなんて一つもないし、兄弟でも睡眠の質はバラバラ。
1人目の時はこの方法で上手く寝たのに、2人目には全く通用しないなんてよくある話なんですw
少しでもママが楽に育児できるようにベビーベッドに寝かせるコツをまとめてきましたが、一つでも参考になれば幸いです。
あまり気張らずに「赤ちゃんが寝ないのも成長過程」だと思ってくださいね。時間が経てば必ず寝るようになりますから。
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