ご出産おめでとうございます!
赤ちゃんが生まれてほっと一息つきたい所ですが、ママの体には様々な変化があって、産後の体も色々と大変ですよね(^_^;)
とくに大変なのが母乳育児ではないでしょうか?
赤ちゃんに母乳をあげるというのはママの特権なのですが、うまくいかないと色んなトラブルがあるのも事実です。
今回は特に産後すぐにトラブルになりやすい、胸がパンパンに張って寝れない程の痛みがある時の対処法についてご紹介していきたいと思います♪
よく、母親や周りの人に胸が張ったまま授乳しない方がいいといわれたり、胸全体を揉みほぐしてマッサージをして飲ませた方がいいなんて言われた事がありますが、あれって本当なの?迷信的なやつなの?といった疑問から、実際に助産師さんに聞いたアドバイスと、私の体験談を交えて応急処置からその後の対策までを伝授いたします!
とくに必要な道具や何かを購入する事もありませんので、家にあるもので簡単に胸の張りや痛みを和らげる事ができるんですよ(*^_^*)
ちょっとしたコツさえ知っていれば、あなたの母乳育児が楽しくなるはず☆
授乳時に胸の張りが酷くて痛みがつらい時の解消法は?
産後のママの体は、赤ちゃんにあげる母乳がたくさん作られ始めますので、胸が大きくなったり張りだしたりする事があります。
これには個人差がありますが、だいたい産後3日目ぐらいから眠れないぐらい張りだす事もあるんだそうです(私も上の子の時はそうでした汗)
確かに胸が張りだすと、母乳が作られているので良い事かもしれませんが、ママにとってはとてもキツイ。
なんせ眠れないし、横になっても仰向けになっても座っていてもどんな体勢でも胸が痛いんだもの。
地味にきついですよね。この痛み(>_<)
そんな時に搾乳や絞って母乳を出すと、痛みや張りが和らぐのですが、これは絶対NG行為です!!
母乳は赤ちゃんが飲む量に合わせて作られるので、必要以上に絞って出すと母乳がどんどん作られるのに赤ちゃんはチョットしか飲まない。結果的に胸がパンパンに張って痛くなるんです。
じゃあどうしたらいいの??
答えは、、、胸全体を冷やすと良いんです♪
これ、胸を温めると逆効果なので要注意ですよ。
では、具体的な胸の冷やし方なんですが、家にあるフェイスタオルを水で濡らして雑巾の要領で絞ったものを胸に当てるだけでOK!
なんで胸を冷やすと痛みや張りが和らぐかというと、胸を冷やす事で一時的に母乳が作られるのを抑える効果があって、今までパンパンに張っていた胸の痛みが和らぐという訳なんです。
ただ冷やしすぎると母乳の出が悪くなるので、タオルはキンキンに冷やす必要はありません。
冷水とかじゃなくても、普通の水道水で濡らして絞ったタオルでも十分です!
助産師さんからのアドバイスとしては、(乳頭を避けた)胸全体に濡れタオルを当てて、さらにラップでぐるぐる巻きにするとより効果的といっていました!
ただ私がこれを実践した時は、夏のお産という事もあって、室内がクーラーで適温に冷えていたので、濡れタオルを胸の内側(谷間が出来る所)に置くだけでもかなり効果がありました!
痛みがスーッと引いていくんです\(◎o◎)/!
胸の痛みにも個人差があるので、私の様に胸の内側が痛い場合には谷間部分にタオルを当てて、胸の外側が痛い場合は、脇の下辺りにタオルを挟むといいかもしれません♪
これはもっと早く知りたいと思いましたね~
産後に胸の張りがヒドくて寝れない時はコレでガチガチからふわふわに♪
次は、ガチガチに張った胸が授乳後みたいなすっきり胸になる方法です!
産まれて間もない赤ちゃんは睡眠時間が短いので、それに合わせてママも眠りたい所ですが、胸がガチガチに張っていると中々寝つけなくて大変ですよね。
そんな時は胸の裏側の肩甲骨部分が凝っている可能性が高いので、肩甲骨の所をほぐしてあげると、胸の張りも和らぎます。
これ、本当??って私も思ったんですが、実際に肩甲骨をほぐすと胸の張りが無くなってガチガチからふわふわになったから、ビックリです!!
しかも肩甲骨をほぐす方法なんですが、こちらもフェイスタオルを使って1人でも簡単に出来る方法があるので説明しますね♪
①フェイスタオルの左右の端をくるっと結んで玉を作る(これをタオル玉といいます)
②布団の上にタオル玉を置いて、その上に仰向けに寝る
③この時にタオル玉を右側の肩甲骨の内側と腰の位置に置く
④タオル玉の上に乗って1~2分程体を左右に揺らす(ぐりぐりと凝りをほぐすイメージで)
⑤反対側の左側の肩甲骨と腰の位置にもタオル玉を置いてほぐす
これを寝る前や横になりながらゆらゆら行うと、胸の張りが驚くほど解消されますよ~
産後は肩や腰が凝っていて、体に負担がかかっていますので、ぜひこのタオルを使った肩甲骨ほぐしで凝りも解消して一石二鳥を狙いましょ~
授乳前に胸の張りがヤバい時は●●マッサージで解決♪
最後に胸が張った状態で授乳してもいいのか?
について解説していきます!
私もちょっと気になっていたのですが、胸がガチガチに張っている時に授乳時間が重なると、
「そのまま授乳してもいいのかな?」
「なにかマッサージとかした方がいいのかな?」
と疑問に思っていました。
更に母親から
「張った母乳をあげると赤ちゃんが下痢するから、全体をマッサージしてからあげないとダメだよ!」
なんて言われたから、どうしていいのか本当にわかりませんでした。
そこでこの件を産院の助産師さんに聞いてみると、胸がガチガチに張っている時は、乳頭と乳輪をマッサージしてから授乳すればOKとの事でした!
乳頭や乳輪マッサージは妊娠中に産院で習ったと思いますが、あれでOKです♪
あとは、助産師さんから直接胸を動かすマッサージを習った人はそういうマッサージを一緒に行ってもいいそうなのですが、習ってない人は自己流でマッサージをすると逆に張りが悪化してしまう事があるので、何もしない方がいいんですって。
ただ赤ちゃんが母乳を飲みやすくする為にも乳頭部を柔らかくしておく必要があるので、授乳前に30秒程度でいいので、乳輪から乳頭部分を軽くマッサージしてから授乳しましょう!
そうすると赤ちゃんもグビグビ母乳を飲んでくれるので、赤ちゃんも満腹でママの胸もスッキリしてお互いに良いんですね~♪
あと、張った母乳をあげると赤ちゃんが下痢をするという話については「そんな事はない」ときっぱり助産師さんに言われました(笑)
だから胸は張っていても乳頭を柔らかくしておけば、赤ちゃんには問題なくいい母乳が出ているという事なので、安心して授乳してくださいね(*^_^*)
母乳をあげる時の胸の張りのまとめ
胸の痛みや張りを和らげるには、フェイスタオルを使って冷やしたりタオル玉で背中からほぐすと楽になります!
私も痛くて痛くてどうしようもない時にこの方法を実践して、本当に救われました(いや、大げさかもしれませんがw)
あと、よく周りから言われる育児の迷信的なものにあまり振り回されないように気をつけましょうね(笑)
今回の、「胸が張った時は胸全体を揉みほぐしてから授乳した方がいい」という件や「張った状態で授乳すると赤ちゃんが下痢をする」という件に関しては迷信的な情報という事が分かったので、あまり気にする必要はなさそうでした((+_+))
赤ちゃんの育児は癒される事も多いですが、ママの体は肉体的にしんどい事が多いので、胸の張りや痛みに悩んでいる方が少しでも楽になればいいな~と思い記事にしました。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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