新生児の赤ちゃんの沐浴の洗い方って色んな工程があって、難しいイメージがありますよね。
これから沐浴を初めて経験するママやパパにとって、赤ちゃんのお風呂って怖いとか緊張するものだと思います。
でも赤ちゃんにとってお風呂は気持ちよくてリラックスする時間なので、少しでも親子のスキンシップで沐浴が楽しいものになるように、今回は沐浴の手順や洗い方のコツをまとめました!
沐浴中に困る、目や耳にお湯や泡が入った時の対処法や、沐浴を楽にするコツも紹介しているのでお見逃しなくです!
◆沐浴の悩みをズバッと解決!◆
新生児の沐浴の不安解消術!洗い方の手順やタイミングを知れば沐浴が楽しくなる!?
新生児の沐浴に必要なバスグッズ
洗面器
沐浴布
ガーゼ
ベビーソープ(ベビー石鹸、シャンプー)
バスタオル
着替え一式
綿棒
ヘアブラシ
新生児の赤ちゃんの沐浴には、沐浴専用のバスグッズを使った方がいいです。色々と代用できるものもありますが、沐浴用として作られたグッズの方が使いやすいし最終的に時短につながりますよ!
あると便利な沐浴グッズ
ベビーバスネット
沐浴剤
私は沐浴時に湯温計は必須アイテムでした。よく手や肘を使って温度を確認しましょうと言われますが、触っても分からないというのが本音です(笑)私はいつも「熱いような、ぬるいような。。。」という感じで余計に準備に時間がかかってしまうので、湯温計を使って目で見て湯温を確認しています。
沐浴前の準備
沐浴をスムーズに行うために、事前の準備は絶対に必要です。
・ベビーバスにお湯をためる
・別の洗面器に上がり湯を熱めの温度で準備
・室温を少し高めにしておく
・バスグッズの準備
バスグッズの準備
バスタオル
おへその消毒
綿棒
保湿剤
爪切り
ベビーソープ
洗面器
沐浴布
ベビーバスにお湯の準備
沐浴直前にベビーバスにお湯の準備をします。ベビーバスのお湯は冷めやすいので、出来るだけ直前に準備しましょう。
お湯の温度は、夏37~39℃、冬38~40℃が適温で、大人からするとぬるいぐらいが赤ちゃんには丁度いいんです。
お湯の温度は湯温計で確認した方がいいですが、なければひじで確認しましょう。お湯の量は満タンまで入れずにベビーバスの1/2か2/3でOKです。
沐浴の手順(新生児の洗い方)
1.お湯につける
2.顔を洗う
3.頭を洗う
4.体を洗う
5.背中とお尻を洗う
6.上向きにしてお股を洗う
7.上がり湯で流す
8.拭き上げ
9.着替えとボディケア
大まかな沐浴の流れはこんな感じです。それでは一つ一つ細かく説明していきます。
1.赤ちゃんを裸にしてお湯に入れる
赤ちゃんを支えてお湯に入れましょう。この時に沐浴布で赤ちゃんを包んであげると安心します。
左手で赤ちゃんの頭
右手でお尻を支える
左手の親指と中指で耳たぶを内に曲げる
人差し指は頭の真ん中を支えると安定する
沐浴布に包んで足からゆっくり入れる
左腕をベビーバスの内側のつけるようにして安定させる
お尻を支えていた右手を離す
2.顔を洗う
顔を洗う順番は、目の周り→おでこ→ほっぺ→鼻→あごです。
洗面器のお湯にガーゼを浸して軽く絞ってから顔全体を拭きましょう。ガーゼは1回ごとにすすぐか、面を変えて拭いて下さいね。
もし湿疹がひどいときは、目鼻口を避けて石鹸で顔を洗います。
3.頭を洗う
手に石鹸を付けて、手の平で大きな円を描くように頭を洗いましょう。
頭をあわあわに出来たら、ガーゼで石鹸をよく落とします。最後にガーゼをキツく絞ってもう一度頭を拭いて頭の水分をよく拭き取る事で湯冷めを防ぎます。
4.体を洗う
体を洗う順番は、首→両手→胸→おなか→両足です。
沐浴布を使いながら露出は最小限にして、おへそ周りも優しく洗いましょう。
首、わきの下、足の付け根、ひざの裏側、おしり、くびれが多い所、皮膚が重なるシワになっている部分はとくに汚れが溜まりやすいので、しっかり洗いましょう。
腕や足は、付け根からくるくると螺旋を描くように爪先に向かって洗います。それから、新生児は手の平をぎゅっと握っている事が多いので、開いてお湯につけて洗いましょう。
5.背中とお尻を洗う
赤ちゃんをうつ伏せの態勢にして、背中とお尻を洗います。この時に顔がお湯についていないか気を付けましょう。
おしりは特に汚れているので丁寧に洗ってください。
沐浴の最大の難関ともいえる赤ちゃんの態勢の変え方。
まず、沐浴布を外し滑らないように自分の右手の石鹸を洗い流してから、赤ちゃんの左肩にママの右手の親指をかけ、残り4本をわきの下に入れしっかり肩をつかんでうつ伏せにします。
肩をつかんだ右手の親指の付け根に赤ちゃんの顔が乗るようにすると、赤ちゃんも楽な態勢になりますよ。
6.上向きにして洗う
最後に上向きの態勢に戻して、足の付け根やお股を洗います。お股も汚れやすい部分なので、割れ目やひだの間まで丁寧に洗いましょう。
赤ちゃんの頭(耳の後ろらへん)を手のひらでつつみ頭を固定してひっくり返すと最初の上向きの態勢になります。
7.上がり湯
沐浴布を取って赤ちゃんをお湯から出します。そしたら、別の洗面器に用意していた熱めのお湯を足から胸に向かってゆっくりかけます。
8.バスタオルで拭き取る
赤ちゃんを拭くときは、ゴシゴシこすらずに押さえるように優しく拭きましょう。ある程度水分が拭けたらすぐにオムツを当てます。沐浴後はおしっこしやすいのでテープは止めないでもいいのでオムツを当てておきましょう。それから、おへそ周りの水分を綿棒やタオルの端でとればOK!
9.着替えとボディケア
キレイに拭けたらお着替えをして、綿棒で鼻と耳を軽く掃除したり、保湿剤でしっかり保湿をしましょう。髪の毛が乾いたらヘアブラシで髪を整えればピカピカの赤ちゃんの完成です(笑)♪
沐浴後はのどが渇いているので、水分補給で母乳やミルクを与えましょうね!
沐浴の注意事項
・元気が無い時や発熱時は沐浴を控えましょう。
・沐浴のタイミングは授乳と授乳の間(授乳前は避けて授乳直後は30分あけます)
・毎日できるだけ同じ時間帯にいれましょう。
・沐浴時間は10~15分を目安にして長湯はNGです。
新生児の沐浴で赤ちゃんの耳や目にお湯が入ったら
目や耳にお湯がついたら怖いですよね。でも少しぐらいなら目や耳に水が入っても心配ないですよ。
生まれたばかりの赤ちゃんは水に慣れているし、沐浴後に綿棒や清潔なガーゼで優しく吸い取ればOKです!
目に泡がついた時は?
目に泡が入ったら、正直めちゃくちゃパニくります(笑)
でも、そんな時は慌てず、綺麗なぬるま湯を上から優しくかけて洗い流して、ぬるま湯に浸して軽く絞ったガーゼで拭けば大丈夫です。
沐浴の時にうんちしちゃったら?
沐浴あるあるの一つが、沐浴中のうんちっちです。お湯の中が気持ち良すぎてついつい出ちゃうんですよね~。
微笑ましい一コマですが、赤ちゃんが浸かっているお湯にうんちっちがウヨウヨしてると汚いので、赤ちゃんをお湯から洗面器に移して体を流しましょう。
授乳直後はうんちしやすいので気を付けて!
沐浴をラクにするコツ
少しでも沐浴を楽にするコツとしてこんな方法があります。
・練習しておく
・準備しておく
・場所を選ぶ
・気持ちを大きく持つ
・手伝ってもらう
・便利グッズを使う
練習しておく
沐浴の流れや段取りを予習しておくと産院で習う時や実践の時にラクになるので、育児書やYouTubeなどで確認しておくといいでしょう。
準備しておく
沐浴に使うものは手の届く所に準備しておくと、動きやすくスムーズに沐浴をすることができます。
いつも準備をしっかりしたつもりが、いざ沐浴を始めるとアレが無いこれがないとドタバタ沐浴になっているのは私です(笑)
場所を選ぶ
沐浴は腰に負担がかかる育児なので、腰痛がある場合は浴室での沐浴を避けてテーブルの上にベビーバスを置いたり、シンクでの沐浴を考えましょう。
気持ちを大きくもつ
気持ち的にもカリカリして焦るよりも、神経質にならずに今まで羊水の中にいたから大丈夫!と構えると沐浴が楽しい時間になるはず☆
手伝ってもらう
沐浴は二人ですると手際よく出来るので、パパや母親と一緒に沐浴しましょう。個人的にはパパをおだてて沐浴をパパの仕事にするのがオススメです(笑)
便利グッズを使う
赤ちゃんを洗う洗浄剤が固形石鹸の場合、事前に洗面器に泡立てる必要がありますが、泡で出るポンプタイプのベビーソープだと片手で泡が出せるのでラクですよ~!
新生児の沐浴洗い方まとめ
新生児の沐浴の洗い方について手順やコツをまとめましたが、参考になりましたでしょうか?
首も座っていない生まれたばかりの赤ちゃんをお風呂に入れるのって、何度やっても慣れないものです。
落としたらどうしよう・・・
ちゃんと洗えているかな・・・
常に不安があると思いますが、気持ちをゆっくりと構えて、少しでも沐浴が楽しい時間になりますように♪
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